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植民地神社と帝国日本

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  • サイズ A5判/ページ数 339,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037686
  • NDC分類 175
  • Cコード C3021

内容説明

日本の植民地都市に必ず存在した神社が、中心部ではなく市街に面した山の稜線上に据えられたのはなぜか。台湾神社などの造営から、都市の形成を解明。グローバルな植民都市比較研究の出発点となる、「日本植民都市序論」。

目次

日本植民都市と神社境内
1 神社創建の都市論(鎮座地選定問題―漢城(ソウル)の再編と朝鮮神宮
都市鎮守の諸類型)
2 境内の生成と変容(神苑と公園;境内の変貌―戦争・モダニズム・環境;開かれる山―ソウル南山変容史(一八八四~一九四五)
神域化する都市)

著者等紹介

青井哲人[アオイアキヒト]
1970年愛知県に生まれる。1992年京都大学工学部建築学科卒業。1995年京都大学大学院工学研究科博士課程中退。神戸芸術工科大学助手を経て、人間環境大学助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおかわ

1
朝鮮神宮、樺太神社、台湾神社の各事例を通して植民都市に鎮座した神社の立地と都市の関係を読み解いていく1冊、特に朝鮮神宮は元々の居留地にあった神社との関連もあって経緯が複雑化していくのが興味深かったり、線全日本における神社の統治施設としての役割にも目を向けているのが非常に興味深い。

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